口元に二本入ったほうれい線は、あるだけでガクンと老けた印象を与えてしまいます…。
年齢とともに、付き合っていかなくてはいけないほうれい線について、その原因や解消法、簡単ケアをご紹介します。
ほうれい線ができる原因は、乾燥や紫外線ダメージなど色々とありますが、
最大の原因は皮膚を支えている顔の筋肉が老化によるたるみ。
年齢による衰えだけではなく、使わない筋肉と使いすぎる筋肉が出てくるので、バランスが崩れてたるんでしまうのです。
そのため、ほうれい線対策には、保湿やエイジングといったスキンケアだけでは不十分。
マッサージによって血行を促進したり、リンパを流してあげることが必要なのです。
ほうれい線を解消するためには、ゆがみを矯正してたるみを引き上げて顔全体をリフトアップさせること。
すき間時間やお風呂のなかで簡単にできる、マッサージ方法をご紹介します。
ほお骨で交差する複数の筋肉をとらえて、口を動かしてほぐします。
ケア後はあごの関節がスムーズに動くことを実感できます。
(1)両手の親指を大きく開いて、指の腹をほお骨の下に置きます。
4の指は側頭部に添えて位置を固定し、両手で頭をはさむようにするのがポイントです。
(2)ほお骨の先から1.5cmくらい下のところから、親指の腹で斜め上に圧をかけながら、
口を大きく開け閉めして動かす動作を6セット繰り返します。
その後、4本の指は固定したまま、さらに親指の位置を後ろにずらして耳の前のくぼみまで4ヶ所に分けて行いましょう。
ほお骨の下にある口を開閉した時に動く筋肉(咬筋)は、普段から大きな力が加わり、硬直しやすくなる場所。
ゆるめるケアを意識して行いましょう。
(1)ほお骨の下にある、口を開閉した時に動く筋肉(咬筋)のへりのくぼんだ部分を反対の手の親指で押さえます。
残りの4本指は軽く握ってエラ骨に引っかけます。
(2)咬筋をしっかり挟み、押さえながら口を開け閉めする動作を6セット繰り返します。
筋肉に沿って親指をずらしながら3か所行った後は、反対側も同様に行います。
筋肉こわばった状態でマッサージやエクササイズを行うと、筋肉を傷めたりほうれい線やシワを深めてしまい逆効果になることも。
血行を良くして温めてから行いましょう。また、痛いのを我慢するぐらい力を入れすぎるのもNG。
力まかさに押すより、痛気持ちいいぐらいの力の方が、高い効果を得られます。
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