メイクを落とさずに寝るのは肌にとって良くない…。
分かっているけれど、実際の生活では、仕事や家事で疲れてそのまま寝落ちしてしまう…ということはありますよね。
ですが、メイクを落とさずに寝てしまうと、さまざまな負担が肌にかかってしまいます。

肌トラブルは酸化反応から

化粧品の成分の多くは水分と油分でできています。
ファンデーションを落とさないと、肌から分泌される皮脂や外気から付着したホコリなどの汚れが、肌の表面にのせたファンデーションにくっついて酸化します。
酸化すると肌の内部で活性酸素が生まれ、他の細胞を刺激、攻撃して、さまざまな肌トラブルを引き起こします。

メイク放置は皮脂づまりや黒ずみの原因に。

ファンデーションやメイクを、肌にそのまま放置しておくということは、毛穴に汚れを放置させるということ。
肌に汚れが溜まった状態にしてしまうと、毛穴が広がり、皮脂づまりや黒ずみなどのトラブルに悩まされることにもなります

ひどくなると、ニキビや吹き出物が発生することも…。

肌と密着しているファンデーションは、毛穴をきれいにカバーする役割がありますが、ファンデーションに加えて皮脂が混ざると、さまざまな炎症を引き起こす原因に。
毛穴に皮脂が詰まると、そこにニキビの原因であるアクネ菌が繁殖して、ニキビや吹き出物になってしまいます。

これからの季節はシワになる危険も！

これからの季節、特に悩まされる肌トラブルが乾燥。
肌が乾いた状態だとキメが失われ、乾燥が進み、肌の内部にあるコラーゲンが失われていきます。
コラーゲンが不足すると肌の水分が保てなくなり、肌の奥からどんどん蒸発してしまいます。
肌の中にある水分が不足した状態になると、ハリがなくなりシワが増えてしまう危険性もあります。

その日のメイクはその日のうちに！

メイクを落とさないで寝ることで、肌への負担やダメージが蓄積してしまいます。
お肌のターンオーバー（肌再生活動）は夜10時～午前2時に働きかけます。
その時にお肌表面に化粧が付いたままだと、美しいお肌に生まれ変わるのを妨げ、くすみの原因にもなってしまいます。
どんなに忙しくても、クレンジングをしてから寝る習慣をつけましょう。