これから寒くなる季節に気になるのが「身体の冷え」。
ひどくなると手先や足先が冷えてぐっすり眠れなくなり、身体の不調につながってしまうことも。
今回は、冷えの原因と冷えない身体をつくるために心がけたいことをご紹介します。
何気なくやっている習慣が、冷えの原因につながる可能性も。
まずは、冷えの原因を探りましょう。
長時間、パソコンやスマホを使っていると姿勢が悪くなりがちに。
肩が内側に入って背中が丸くなってしまうため、首や肩のコリにつながり全身の筋肉もこわばってしまいます。
これが血行不良の原因となり、身体が冷えやすくなってしまうのです。
急な体重減少やストイックな食事制限、運動不足による筋肉量が少ないことも原因の一つ。
肌肉が減ってしまうと体内で熱が作れなくなり、冷えやすい身体になってしまいます。
睡眠時間が短くなると、自律神経が乱れて筋肉のこわばりや血行不良につながることも。
身体を温めたり、エクササイズで熱を作っても全身に熱が行き届かず、冷えやすい身体になってしまうことがあります。
身体は一度冷えてしまうと、なかなか温まらないので、しっかり保温することが大切です。
ここでは効果的な温め方をご紹介します。
下半身の冷えは、全身の冷えの原因にもつながります。
まずは足を温めて。身体の冷えを取るために、靴下の重ねばきから始めてみましょう。
お腹にはたくさんの臓器が集まっており、血管もそこに集まります。
お腹を温めることで血行が良くなり、全身を冷えから守る効果があります。
首にはたくさんの神経や血管が集まっているので、首を温めるだけでも全身の血行が良くなり、首の痛みや肩こりを和らげることも期待できます。
寒さが厳しい時はタートルネックを着たり、ストールやマフラーを巻いたりして首もとを温めましょう。
体内を温める食材を積極的に摂ることも、冷えを改善するポイント。
特に生姜やネギ、根菜類は、健康にも美容にも効果があると言われており、温まりやすい身体づくりにつながります。
寒い冬は、料理や薬味などで積極的に摂るようにしましょう。
冷えない身体を作るためには運動も効果があります。
激しい運動をしなくても、軽く汗ばむ程度でOK。
短時間でよいので、ストレッチや簡単なエクササイズを習慣化して、冷えに強い身体づくりを心がけましょう。
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